DVD『STILL ALIVE-大震災の超克・生命の輝き』情報
本DVD全編を動画サイトの you tube でご覧になれます。


NPO法人「再チャレンジ東京」の映画製作に当たって    
総合プロデューサー  高谷秀司


今回の映画は、自殺防止国民運動を象徴的に顕す、製作物である。
自殺を防止すると言うことは、社会構造との共存であり、根本的な対決でもある。
しかし、現在の日本で社会現象として蔓延している自殺を減らすと言うことは、大変な所業である。
原因をおさえて、対策を講じないと、解決の方向性は見えない。
逆にいうと、きちっと明確に自殺の原因を分析して具体的な施策を指し示せば未来は、必ず展望できる。
そういう意味で、今回のコンテンツは、各界の有識者の実践的な講和(チャプター収録)を含めた、処方箋である。
自殺防止国民運動とは、一人一人の人間の繋がり、つまり人間の心と心、魂と魂の触れ合いを、
本来ある姿のとうりに、広げていくことである。
それによって人同士がお互いにもっと関心を示せるようになれば、あたらしい日本の将来を切り開けると確信する。
この映画が、これらを動かしていける一つのきっかけとして、機能いていければ幸いである。

 当NPO企画室長、自殺防止国民運動呼びかけ人
総合プロデューサー   高谷秀司

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《本編あらすじ》
  宮城県で水産加工会社を経営する主人公・大森浩士が一度は倒産、うつ状態になるも息子・辛一と力を合わせて再建、ようやく事業のめども立ち、これからという時に『3.11大震災』に見舞われた。主人公の妻も、そして息子夫婦、さらには、かわいい孫も津波に流され、工場も跡形もなくなる。死を覚悟するが、ボランティアに来ていた女性・景子に救われ、立ち上がる。

DVDと「自殺防止国民運動」  
  NPO法人「再チャレンジ東京」事務局長 平林 朋紀

 1998年(平成10年)以来,日本人の自殺者数は13年連続で3万人を下ることがありません。自殺は、家族・親族・友人・職場の同僚・その報道を目にした人々、さらに国家的損失など、多方面に多大な影響を与えます(経済的損失だけで年間2・7兆円※厚生労働省試算=消費税1%以上)。
 とりわけ「助けることができなかった」という無力感や喪失感は遺族や周囲の人々に想像以上の影響をもたらし、その人のその後の人生の価値観さえ奪い去ってしまうこともあります。
 政府としても「自殺対策基本法」に基づき本腰を据えて取り組んでいることは承知していますが、自殺者の統計を見る限り実効性に乏しく、十分にその責務を果たしているとは言えない現状があります。これはひとえに自殺の原因・実態に対する適切でない分析・評価がなされ、正しい方向に対策が向けられていないと思われます。
 そこで、NPO法人「再チャレンジ東京」は、実効性の高い取り組みの推進へと舵を切ることを願い“自殺防止”を“国民運動”として位置づけ、各界挙げて知恵とアイデアを出し合い、さまざまな運動を展開してまいります。このDVDは、その一環として製作されたものです。主旨にご賛同いただいき、更なるご支援をお願い致します。
                    平成24年1月

このDVDは希望者には無料で配布いたします。
下記、3つの方法でお申し込みください。
1.電話 TEL.03-3207-7566まで。
2.ファクス 
チラシ裏面 をダウンロードし、申し込み欄に必要事項をご記入の上、ファクスしてください。
3.フォームメール
こちら 
よりお問い合わせ内容の欄にチェックを入れて送信して下さい。

 

DVDご案内チラシはこちらからご覧になれます。

※PDFとしてダウンロードできます。

 

 

※このDVDは東京都地域自殺対策緊急強化補助事業の補助金と、当NPOの活動に賛同された篤志家の方々のご厚意により作成しています。

●現地のロケは名取市閖上(ゆりあげ)海岸と子供たちが14人も犠牲になった閖上中学校。

海を見ながら主人公の大森が、倒産の痛手に放心状態。息子が金の工面をして立ち直る場面や津波ですべてを失った主人公とボランティアとのやり取りが印象的だ。
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●総合プロデュース:高谷秀司
●製作
:(株)タイムワープ
●監督
:青柳弘邦 撮影:渡辺勝見
●音楽:高谷秀司(クオリア)
●原作
:曽根純夫 脚本:上下真三
●製作プロデューサー:稲垣雄一郎
●ディレクター:吉川 孝
〈キャスト〉大森浩士:蕪木陽青生
      大森幸一:高谷 秀司
      景  子:神谷れい子

 プロフィール
 

神谷れい子(景子役)
繊細な心根に裏打ちされた大胆でかつ雅な女優。この映画でのボランティア役はこの人以外では務まらなかった。大阪弁で語る突き抜けた言い様に真実がこもる。生きる勇気を自然体で伝えられる逸材。

蕪木 陽青生(大森浩士役)
この人の生き様を一言で言うなら『渋い』役者としての生き様も役に賭ける志も煌びやかで素朴。現代社会をシンボリックに象徴する主人公を演じながら、今後の人間としてのあり方のを如実に表現しつくしているのは、見事。

青柳 弘邦(監督)
鋭敏な感性と途轍もない想像力。的確で、素早い判断で、スタッフを掌握していく統率力が生命を輝かせる。作品を作る意地とプライドは、伝播し燦然と輝く。懐の大きさは、天下一。

  高谷 秀司(総合プロデュース、大森浩一役)
日本を代表するブルースギタリスト。渡米後、ラリー・カールトン、デューク・ジョーダンらと共演。2002年にマサ大家とG2usを結成し、ヨーロッパ、アメリカツアーを経て、ジャンジャック・ミルトゥー、ポール・ブラウンらと共演。シドニーオペラハウス「日豪交流年・ジャパンフェスティバル」、フランス大使館後援の「音楽の祭日」、人間国宝・山本邦山と東京藝術大学120周年記念「ジャズin藝大」などでも公演し好評を博した。童謡をカヴァーしたG2us「ふるさと」のリリース、土方歳三や石田光成を題材にしたギター歴史語りや、フラメンコダンサーとの共演など、斬新な手法と繊細かつ大胆な音楽表現で、ヨーロッパ・アメリカを始め世界中の観客を魅了し続けている。
海外での活動を中心に行っていたが、震災をきっかけに、日本でのチャリティー、ボランティア活動を精力的に展開し、NPO法人再チャレンジ東京の震災復興、自殺防止映画のプロデュース・出演、ふるさと未来研究所の理事、生物多様性会議など、様々な分野から震災復興に尽力している。ブログアドレス http://takatani.sblo.jp/

“鬱(うつ)=薬” で死なないために。
このDVDではドラマ本編25分に加え、自殺防止に携わる8人の識者が、
チャプター毎にそれぞれの立場で防止策を呼びかけています。
《チャプター登場者》※DVDのコメントがご覧になれます。「こちら」の文字をクリックしてください。
●石原慎太郎 →映像はこちらから
(前東京都知事・作家)

増え続ける自殺は医者が薬をむやみに出しすぎるのではないか。今こそ国難からの超克は一人ひとりが人間として全うな物の考え方を取り戻せるかどうかにある。

石原

 

 

 

 

●徳田虎雄 →映像はこちらから
(医療法人徳洲会理事長)

命は全ての人に平等。天から与えられた生命を自分から断つのはいけない。一人ひとりに使命があり、自らの使命を果たそうではないか。

徳田
●清水 洋 映像はこちらから
(事業再生研究会会長・経営コンサルタント)

事業再生の第一人者。借金で死んではいけない。債務超過や破産寸前の経営危機に瀕した企業でも再生は可能。死ぬ必要は全くない。

清水 ●田中幸子 映像はこちらから
(全国自死遺族連絡会「藍の会仙台わかちあいの集い」代表)

うつ病の原因は借金や失業、失恋と百人百様、その原因を取り除けば解決します。それを医者に行って薬を飲んでも解決しません。
田中幸子
●銀谷 翠 →映像はこちらから
「ナチュラル・クリニック代々木」医師

うつ病に対し、抗うつ剤を一切使用せず栄養に基づく治療を提唱し、大きな成果を上げる。

銀谷 ●田中路子 →映像はこちらから
(「ナチュラル・クリニック代々木」管理栄養士)

子供たちの発達障害児等が増えるなか、学校給食を変えて大きな成果を上げる上田市の体験を報告。

田中

●皆川 一 →映像はこちらから
(株式会社ダブルエー・ホールディングス社長兼CEO

自殺未遂2回、倒産、自己破産を経験。創業した会社の経営不振から始まった負のスパイラル、その絶望の淵から生還した体験を語る。

皆川 ●小沼活水 →映像はこちらから
(財団法人メセナジャパン代表)

互いの立場や個性を尊重しあう社会を目指す。人と人が支えあい、生き甲斐を持つ大切さを訴える。

小沼
自殺防止セミナー、勉強会に
DVDチャプターに登場して頂いた
先生方を派遣いたします。

※石原慎太郎、徳田虎雄両氏をのぞきます。
◆派遣を希望する団体様は下記宛までご連絡下さい。

DVDご案内チラシは
こちらからご覧になれます。

still alive flyer


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