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NPO法人「再チャレンジ東京」主催
第2回「いじめ・自殺撲滅作文コンクール」審査発表会開催

「食と健康について」の対談が注目浴びる
 

 去る12月5日、JESCO小茂根ホールにおいて、第2回「いじめ・自殺撲滅作文コンクール」の審査発表が開かれ、その表彰式が行われました。

 成人の部で最優秀賞を獲得された方は、神奈川県箱根町に住む菅野ますみさん。菅野さんは生まれながら染色体異常の難病を持ち、それが原因で差別や偏見からいじめに遭った状況を赤裸々に報告されました。一人息子も同じ難病を持って生まれ、母親と同じ苦しみを味わい、死を覚悟したこともあったが、負けることなく「私はこの命と経験を最大限に活かし、いじめという悪がなくなるよう発信続ける。それが私の使命だと思っている」と確信をもって話され、大きな拍手に包まれました。

 学生の部の最優秀賞は、北海道に住む中学3年生のM君。M君は小学校6年の時、腹痛で保健室に入ろうとした時M君の腕をワシ掴みにした担任の先生に「お前みたいな根性なしは将来ろくなものにならない。もう学校に来るな」_こんな言葉を投げかけられたそうです。そのことばが冷たく胸に突き刺さりました。M君の心が折れた瞬間でした。さらに「弱虫、泣き虫、意気地なし、お前なんか将来、失業者になる…」とまで先生にいわれ、結局M君はその学校をやめ転校しました。しかも転校時について回る意見書には「不適応な子供」というレッテルまで張られてしまったそうです。
 受けたいじめの内容も凄絶でした。モノがなくなり、壊され、教科書を破られ、歯も欠けた。もしこのまま死を選んだら「家庭の問題、本人が悪い、証拠がない」で終わってしまうという、そんな学校や教育委員会などの大人の世界を垣間見たM君は生きて生きて生き抜こうと決意し、最後はM君を支え続けてくれたお母さんや、周りの友人に感謝の言葉を述べて発表を終えました。
 今回の作文コンクールでも、いじめを訴えても「じゃれあいだ」「嫉妬しているんだよ」などといった心ない言葉を浴びせる教師の姿を描く作品が多く寄せられました。

 第3部では「食と健康について」の対談が行われました。対談者の一人・佐伯伸孝氏は創価大学を卒業後、マサチュ―セッツ大学でバイオの研究で博士号を取り、世の中に出回る健康本を「正しいのかどうか」と検証。一言で言えば“肉は血を汚し、野菜は健康の元”となる結論を導き出しています。対談相手は、当NPOでもお馴染みの「発達障害児をミネラルで治す」国光先生。約1時間半の対談で、お互いの意見が一致、聴衆も感動の面持ちで聞いていました。
  最後に高谷秀司・小川紗綾佳さんのユニット・
「RODORODO」による自殺防止の歌「生きる」を小川さんが澄んだ声で歌い、感動を与えました。なお、審査発表会と対談の模様はDVDにしてほしい方にお分けする予定です。

 

 

 

 


今回の受賞者の面々


佐伯信孝博士による講演


参加者

 

 


kekomi