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「いじめ」をなくす決定打はコレだ!
子供達の心が変わった。
「命を守る」特別授業 In 杉並区立八成小学校
道徳公開授業《報告》

 2016年2月13日、都の助成をいただき、NPO法人再チャレンジ東京の「「命を守る」特別授業」が杉並区立八成小学校道徳地区公開授業の中で開催されました。

 授業では「「いじめ体験」にふれて自分を見直し、友だちとのよりよい関わり方を考えよう」という学習課題が設定され、まず、担当の先生が児童に対し「いじめはどんな場合でもいじめる側が100%悪い」という主張を投げかけました。
 児童は、賛成・反対の2択で、二度回答を求められ、一度目は教員の主張を聞いてから、もう一度は再チャレンジ東京の読み聞かせ授業を聞いた後で回答を求められました。
 結果は以下のとおりでした。


主張:いじめはどんな場合でもいじめる側が100%悪い

チャート図

 いじめる側が100%悪い訳ではないと考えた理由は、
「いじめる側をいじめに向かわせた要因がある」というものでした。
例えば「障害がある」「勉強ができる」「お金持ちだ」「動作の遅い子」などです。
児童は自分との違い(差異)に対していじめられる側にも理由があると、
48人もの児童が教員の主張に反対したわけです。

◆2回目の質問時の賛成理由

何もわるくないのに、自分に原因があったからといって人にあたるのはおかしい」
「『死のう』と思うまで、いじめをやるのは絶対ダメ。親にも言いづらいと思った」
「どんな場合でもいじめをしたらその人を一生きずつけてしまう」
「いやなことをされてもいじめるのはおかしい」

命を守る」特別授業では、子ども達が「他者の」「いじめられた体験」を経験することができたのです。また、いじめには@いじめる人Aいじめられる人B見て見ぬふりをする人の3者から成り立っていることを理解し、C番目の「助ける人」―になることを決意した児童が多く見られました。

 再チャレンジ東京では、これまで都内10校の小中学校約2,000人に「命を守る」特別授業を行ってきました。いずれの学校でも、子どもたちはいじめに会った生の体験を聞き、いじめは死に至ることも理解したと思います。昨年度は学校の年間行事が決まっていたため、多くの学校で開催ができませんでしたが、今後は全国の学校で、いじめに悩む子供たちのために要請があれば出かけてゆく決意です。
(文責=NPO法人「再チャレンジ東京」)

*作文の朗読をされた上野百合子さんの全文と、子どもたちの感想は当NPO法人「再チャレンジ東京」のホームページに掲載されています。ご覧ください。また、第2回「いじめ自殺撲滅作文コンクール」の優秀作品も「いじめストップ読本パートU」として出版の予定です。是非、応援をお願いいたします。

 

 


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